撮影日記
2004.10.10
 関東地方を台風が直撃して各地に被害が出ているようです。被災した皆様、お見舞い申し上げます。

 さてこちらの状況は、家のそばに限って言うとそんなにひどくはありませんでした。一安心です。多摩川の増水のため、たくさんの鳥たちが中州に巣を作っていますが全滅状態でした。野生に生きるものたちの宿命でしょうか、それにしても大変です。

nikonD1X AF-S 400 f2.8  TC-17E II C-AF  RAW

 ご覧の通り濁流です。そのなか、カワウは流れが緩いところで魚を捕っています。

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 中には水中に潜ったものの、出てくるところを間違えてびっくりするカワウもいました。水の透明度は全くないでしょうが、見ていてなんともユーモラスでしたね。本人にとっては冗談ではないのでしょうけれど・・・

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 めずらしく、トビがこんなところに留まっていました。いつもは、木の高いところにしか留まらないのにめずらしいです。

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 ここは堰堤なので、獲物が比較的ゆっくりと流れてきます。トビはそれを狙っていたわけです。トビにとってはまたとないチャンスなのかもしれません。

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 冬鳥のユリカモメの姿が確認できました。季節は変わりつつあるようです。

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 上流域ではちらほら見かけましたが、今日はアオサギがたくさん来ています。15羽は確認できました。

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 河原の中州はこんな感じで濁流の中に沈んでしまいました。木の上が水面に出ているだけです。

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 セグロセキレイも呆然と変わり果てた流れを見つめていました(というように見えました)。

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