撮影日記2
撮影日記
2004.10.02
 今日は久しぶりに早朝からドピーカン!(雲一つなく青空が広がっている様子)最近暗い森の中での撮影が多かったので、たまには河原でお天道様の下、気分良く撮影をすることにしました。なんと言ってもISO感度が下げられ、シャッタースピードもかせげるし、仕上がりが綺麗ですからね。

 本日のお目当ての鳥さんは「モズ」。一番最初に「モズ」と出会った思い出の場所です。あわよくば狩りの場面が・・・そんなに世の中甘くありません。

nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF  RAW

 ここは、野鳥の観察ポイントととして有名らしく早朝だというのに、もう数多くのバーダーの方が来ています。それにしても抜けるような青空、とても気持ちがいいです。モズさんの高鳴きは聞こえるものの、姿が見えません。河原の草むらを朝露に濡れながら歩いてゆくと、なにやら鳥さんのさえずりがすぐそばで聞こえます。

nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF  RAW

「ホオジロ」さんでした。今年の冬以来目にしていなかったので久しぶりの再会です。朝日を背にして一生懸命鳴いています。手前の葉っぱがとてもジャマです。葉っぱをキャンセルしようとアングルを下げている途中に飛んでいってしまいました。まっ、そんなものです。驚かせてごめんなさい。

チュウサギ、アオサギさんもいます。

nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF  RAW

 ここの場所の番人みたいに他の鳥さんやバーダーの人たちを見張っているようです。水面ぎりぎりを飛ぶ青い陰「カワセミ君」登場。ちょっと遠すぎて記念写真をパチリ。

 nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF RAW かなりトリミング

カワセミ君とも半年ぶりの再会です。それにしてもゴミがすごいですね。都会の川は汚いですが、そんなところでも鳥さんたちは一生懸命に生きています。

 さらに河原を進んでゆくとやっとモズを発見!草むらに身を隠して、そっとシャッターを切ります。

nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF RAW

 先に来ていたバーダーの方が小さな流れでなにやら狙っています。河原でむやみに近づくと足音で鳥が逃げてしまうので、遠くから双眼鏡で様子を見ていました。すると、真っ赤っかな鳥が頭上を飛んでいきます。「なっなっ何だ????」飛んでいく先を双眼鏡で追うと、川を挟んだ対岸の草むらの中に留まった様子。急いで川岸に行って探します。いたいた、本当に「真っ赤っか」です。フォーカスエリアマークよりも小さくその姿が確認できます。デジスコだったら大きく撮影が出来そうですが、なんせ400mmX1.7テレコンのレンズですので豆粒写真です。一応証拠写真を撮影したのが下の写真。

 nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF RAW 目一杯トリミング

バーダーの方によると籠抜けをして繁殖した「ベニスズメ」だそうです。まあなんとも派手な鳥さんですね。次回はもう少しちゃんと撮影をしたいものです。

 少し開けたところに出たので小休止。モズの行動をしばし観察。野鳥の本によると、だいたい縄張りが決まっていてその中を巡回をするようなので、留まったところの回数をカウントして確率が高い木の側で待つこと30分。

nikonD1X AF-S 400mm f2.8  TC-17E II C-AF RAW

 モズ君登場です。周りの木の枝が入らない2番目のポイントに移動して撮影したのがトップの写真です。35mmカメラ+望遠レンズだと、ある程度距離を詰めなければ大きく撮影できないので、待ち時間が長くなってしまいます。

 こうやって、機材を担いで撮影をするたびに「何でこんなに重いの??」と愚痴をこぼしています。「ゴーヨン」があればもう少し楽できるかな、とも思いますがこれからVR付きの新しいレンズが出そうだし、今手を出すのはいかがなものか。最近「デジスコ」の凄さに感動して、野鳥写真研究会のサイトに行って情報収集に励んでいます。デジスコ+キャノン400f4 DO、手持ち飛び道具 の何でも来い!システムに密かなあこがれを感じている今日この頃でした。

戻る
次のページへ
HOME