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簡易インキュベーターのご紹介
皆さんが飼っている鳥さんたちは元気にしていますか?元気にしていても、ちょっと調子が悪いときなど気温が低いと体にこたえるの。ですから保温には気を遣ってほしいと思いますの。あたしはもともと体が弱いので日本の冬の寒さはとても辛いわ。皆さんも鳥さんの調子が悪いときは十分に暖めてあげてくださいな。

そこで、あたしが住んでいるお家をご紹介いたします。

ここがあたしが住んでいるお部屋です。透明で、へんてこなところなの。でも、とても暖かで暮らしやすいのよ。
あたしがnobさんちへ引き取られた時は、とても体調が悪くて、心配したnobさんは早速お医者様の所に連れて行って一週間入院をしていたのよ。肝機能障害と脚気らしく、そこのお医者様にインキュベーターで飼育をしないと危ないかもしれないと言われ、こんな物を作って持ってきてくれましたの。

コードがいっぱい出ていてついつい囓りたくなってしまうの。あたしはあんまり詳しくないんだけど、ちょっとご説明いたします。

右の写真があたしのお家の全景です。お部屋を暖かくしておくための装置がたくさんあるでしょう。上に乗っているのが温度計、後ろに黒い線がたくさん見えるのがヒーター、正面のグレーの小さな装置が温度を一定に保つためのサーモスタットって言うらしいわ。

素材は透明アクリル、おかげさまで外の景色がとても良く見えます。お家の中の空気を入れ換えるための小窓が天井にあって、外の気温によって窓の開き方を変えることによって調節が出来るようになっているようなの。

左下斜め横の写真がお家の心臓部、サーモスタットというもの。何でも0.5度の精度で室温をコントロール出来るらしいの。ヒーターは工業用の物を使っていて外の温度が0度の時にお家の温度を30度にすることが出来る性能があるみたい。

下の写真はインキュベーターの中にお家が入っているところ。正面とその下、両方の横に窓があってお水とか、ご飯を取り替えることが出来るようになっているわ。天井はすっぽりと外せるようになっていて、掃除をするときにはお家を簡単に出せるようになっているの。よく考えているでしょう。

上に乗っているへんてこな物は、あたしの体重を量るために使う止まり木。体重が少し減っては騒ぎ、増えると喜んで全くうるさいったらないわ。むかしはこれに乗るのは嫌だったけれど、今は大丈夫。っていうよりも足がちょっと不自由でかったるいだけ。ほんのちょっとの時間だから我慢してあげてるの。

暖かい季節はいいのだけれど、冬は嫌い。だってお家の中は暖かいけど、外は寒いから。あたしは寒いのは大嫌い。羽を思い切りふくらませて、不機嫌な顔をしてるわ。でもお家の中にいるよりも楽しいから寒くても我慢して外にいるの。夜になると中には入れって言うけれど絶対に嫌。あちこち飛んで逃げてnobさんと鬼ごっこしているの。

あーあ、またお家に帰る時間みたい。あたしの名前を呼んでるわ。さてとカーテンボックスの陰に隠れなきゃ。じゃーね、お休み。

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